奈良県へき地における医療提供体制の現状と今後について

令和2年度へき地診療所医師派遣調整会議
(会期)2019年10月30日 (開催場所)奈良県吉野郡大淀町 南奈良総合医療センター
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データ分析の結果は当日の資料をご覧ください.
ここでは概要と関連資料のリンクを示します.
Agenda
1.へき地医療に関する定義と奈良県の現状
2.過去から現在までの医療提供の状況
3.未来推計(2025年)
4.未来に向けた取り組みの考え方

1.へき地医療に関する定義と奈良県の現状

https://drive.google.com/open?id=1X7ki6cToyweLAiGlqyVnLleMkFuO7oFd&usp=sharing
無医地区・・・おおむね半径4kmの区域内に50人以上が居住している地区であって、かつ容易に医療機関を利用することができない地区
へき地診療所・・・おおむね半径4kmの区域内に他に医療機関がなく、その区域内の人口が原則として人口1,000人以上
      ・・・診療所の設置予定地から最寄医療機関まで通常の交通機関を利用して30分以上要するものであること
へき地保健医療対策等実施要綱の一部改正について(平成22年3月24日)(医政発0324第15号)(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00tb6159&dataType=1&pageNo=1
奈良県にへき地医療機関について定義を少し整理して比較すると
<結果は当日配布資料及びスライドで>

過去から現在までの医療提供の状況

バックキャスティング・・・想定される未来をベースに現在を考える手法
まずは,奈良県の未来がどうなるのか確認してみます
自治体戦略2040構想研究会(総務省)
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/jichitai2040/index.html

第一次報告より
「急速に人口減少が進み、特に小規模な自治体では人口の減少率が4〜5割に迫る団体が数多く生じると見込まれる。そのような中では、個々の市町村が行政のフルセット主義を排し、圏域単位で、あるいは圏域を超えた都市・地方の自治体間で有機的に連携することで都市機能等を維持確保することによって、人が人のつながりの中で生きて行ける空間を積極的に形成し、人々の暮らしやすさを保証していく必要がある。」

研究会の報告をどのように解釈して反映するか.それそれの基礎自治体によって状況を鑑みて進めなくてはなりません.
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総務省 自治体戦略2040構想研究会『自治体戦略2040構想研究会 第一次・第二次報告』(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/jichitai2040/index.html )を加工して作成
そこで,へき地医療の現在と過去5年間を振り返ることからはじめようと思います.
<結果は当日配布資料及びスライドで>

3.未来推計(2025年)

2025年の各地区の人口について,以下の資料をベースに算出しました.
日本の地域別将来推計人口(平成30(2018)年推計)(国立社会保障・人口問題研究所)
http://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson18/t-page.asp
<結果は当日配布資料及びスライドで>
一方供給側につきましても
<結果は当日配布資料及びスライドで>

4.未来に向けた取り組みの考え方

これまでのへき地診療所と異なる提供体制の事例

たんぽぽ俵津診療所紹介VTR(ゆうの森たんぽぽクリニック)
https://www.youtube.com/watch?v=FgujLM9rAb4
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第10回 新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000150497.html
資料1 医師偏在対策への提案
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000150495.pdf