奈良県立医科大学附属病院 医療統計2023
(HIM合格友の会)

統計の基礎部分のフォロー講義開講に関する情報
統計の基礎部分のフォロー講義(オンライン)ですがzoomで行います.
4つの尺度から記述統計,そして推測統計の入り口まで行います
告知の通り日曜の午前中が都合がつきやすいと思い設定させていただきました.
日程 タイトルは以下の通りです
2023年12月10日(日)10時~12時 統計学(1)尺度と度数

2023年12月17日(日)10時~12時 統計学(2)代表値と散布

2024年 1月 7日(日)10時~12時 統計学(3)母平均と母分散の点推定

2024年 1月14日(日)10時~12時 統計学(4)母平均の区間推定

申し込みされる方は以下のpeatixのページからお願いします
https://medbbstat2023.peatix.com
講義資料のページは以下になります
https://medbb.net/education/medbbstat2023

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試験について

指定教科書を読むことが出来,どのような内容なのか把握できる状況であれば大丈夫と思います
あとは通信教育のレポート問題などを理解しておけばというところでしょうか

診療情報管理に関する自己紹介

本学に着任する前は,診療情報管理士を養成する大学にいました.
大学の養成校の申請からカリキュラムの変更,そして学生を合格してもらうための環境整備に取り組んでいました.

当時の勉強方法ですが,私がひたすら教科書を読みながら,そこから質問を出して学生が答えていく格好で行っていました.
5人~8人ぐらいのグループに順番に教科書読みながら問題を作って当てていました.(学生は答えるときは本をみません)
概ね6月の終わりぐらいから始めていたのですが,最初の頃は既に勉強している方は時々答えを言えましたが,大半の方は分からない
時とともに少しづつ答えが当たるようになっていく格好でした.

それがどう役立ったのかはわかりませんが,ともかく多くの学生が合格してくれました.最後の追い込みで一気に花開き合格した学生もいました.
そのような学生は地道に取り組んでくれたことと,自分の特長をどのように活用したらよいのか気が付いてから一気に成長したように思います

以上の経験をふまえると,合格への近道はテキストを読み込み把握することだと思います.

私の役割

皆さんが教科書を読み内容を把握するにあたって,統計関連についてよくわからない部分をご相談いただけたらサポートします.
あとは模擬試験問題解説のお手伝いをする予定です

昨年の場合(内部)

昨年は「医療管理/医療情報/医療統計」と幅を広げて講義形式で行いました.
教科書を見ていないかたでも,少しでも興味を持つキッカケになればと思いましたが,お役に立たなかったように思います
そもそも時間がタイトだったので(合計3時間)かなり無理だったなと振り返っています.教科書を一通り把握していない方にとっては無意味だったと反省しています
その後は模擬試験の解説(統計部分)を行いました.これは本年度も依頼がありますので対応します

昨年の場合(外部)

診療情報管理士を目指す皆様に向けてではなかったのですが,一部分野が重なる部分についてオンライン講義を行っています.実際に参加された方もおられました

後期は複数の学校で統計関連の授業を受け持っているので,サポートを目的としてオンラインで補講を行っています.
自身が授業中にサポートしきれなかった部分について学生の復習を促進する目的で行っています.特定の学校の補講としての扱いをしていないので皆さんも受講して差し支えないものでした
本年度そのような取り組みを行うのかは,当該の学生さんからの要望次第となっています.
開講する場合はその旨,アナウンスするようにお願いしています.こちらからは昨年度2名の方がエントリーされました
https://medbbstat2022-0102.peatix.com
https://medbbstat2022-02.peatix.com
当初は各1時間×2=2時間で設定しましたが,結局各3時間×2で合計6時間かかりました
普段の授業の半分以下のスピードですがかなり学生からの評判は良かったです
学生さんはこの6時間で理解できたようでした.コチラから参加された方は学生さんが積極的に不明点を質問してくれたので良かったと仰っていました.
ただご自身からそのような質問がなされなかったので,件の学生ほど理解が増したかは不明ですが(学生の時間を優先して質問出来なかったのだろう)
診療情報管理の教科書ではどの程度の分量?
診療情報管理士の統計部分の内容の一部
https://medbb.net/education/nmuhims2022/#4
のごく一部という恰好になります.仮に統計全体の10%とした場合,統計全てを網羅しようとすると60時間ほど必要になります.
実際に大学で受け持っていた時は統計で45時間授業で費やしていました.疫学の一部も含めると60時間ぐらいは掛かっている格好です.
その授業の単位を修得した後に,上記の対策勉強会を行っていました

今年の場合(内部)

院内の皆様に関するところでは昨年の状況や残された時間をふまえると,統計分野に関しては昨年のように網羅した講義形式は成立しないと思っています.
後半の模擬試験のお手伝いは昨年と同様の予定です
事前のアンケートですが,特に統計に関するところでは具体的に困っている部分というお話は伺っていません.
「統計」という言葉が先行して難しい云々というご意見は伺っていますが,何が理解を阻害しているのかわかるような情報も無い状態です
諸々考えると私の役割は皆さんの合格に向けて講義することよりも,指定教科書を読んでいくことのお手伝いだろうと思っています.昨年度の講義資料は教科書を読まれる際に私なりにポイントを纏めているのでお役に立てるかと思います
是非,教科書を読み関連する問題を解きながらわからない時はその旨ご連絡ください.
統計分野をまとめたもの
3-記述統計/病院統計(奈良県立医科大学附属病院 医療管理/医療情報/医療統計2022)
https://medbb.net/education/nmuhims2022/#3
4-推測統計/研究(奈良県立医科大学附属病院 医療管理/医療情報/医療統計2022)
https://medbb.net/education/nmuhims2022/#4

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