大阪赤十字看護専門学校 情報科学2015
1.情報とは
総称して情報と呼ばれることが多い。 人間は忘れる生き物だから、きちんとした知識にしておくことが必要知識構造は様々
情報取得から行動まで
医療における情報
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2.情報量
情報量の定義
yes/Noを区別(選択肢2つから1に)させる情報・・・1bit選択肢4つから1にさせる情報・・・2bit
選択肢8つから1にさせる情報・・・3bit
選択肢は2のるい乗(べき乗)になる。
対数(log)・・・るい乗(べき乗)を求めることが出来る→選択肢から情報量を求められる
文字の情報量
英数字・・・7bit+カナ・・・8bit=(1byte)半角文字
漢字は倍の2yte(全角文字)
情報量は文字数×1文字あたりの情報量
(余談)ローマ字「ん」の後ろにbmpが来る場合、nではなくmで表記(ヘボン式)namba(なんば)
色の情報量
光の3原色・・RGBそれぞれ256階調とすると、一色8bit
3色で8×3で24bit
情報量はマス目(ピクセル)数×1マス(ピクセル)あたりの情報量
補助単位
補助単位はキリのいい数字・・・切りの良い数字とは?十進数の世界ち二進数の世界のキリのいい数字は異なる
十進数 10 二進数 1010
十進数 16 二進数 10000
K→M→G
十進数は1000
二進数は2^10=1024≒1000
キロ・・・kとK
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音の情報量
空気の振動(粗密波)Hz
人間の可聴域は20Hz〜20kHz
(余談)超音波とは可聴域を超えたところの週が数の音波・・・故に人には聞こえない(ハズ)
サンプリング周波数・・・どのぐらいの周期で音信号をひらっているか・・・CDは44.1kHz
情報量は音信号の情報量(16bit×2チャンネル=4bit)×1秒あたりのサンプリング数×曲の長さ(秒数)
情報の速さ
自動車のスピード km/h(単位時間あたりの距離)情報の場合はモノじゃなくメディアに依存するので距離では示せない
(余談)声で情報 約340m/sec → 超音波検査では音の反射の時間を距離に変換して可視化
(余談)光 約3×10^8m/sec
単位・・・bps(bit per second)1秒あたりのビット数
(余談)私が初めてネット回線を体験したのは300bpsの時代
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3.情報の分析
統計
集団を表現するマラソンの先頭集団・・・構成人数 ラップタイム バラツキ具合
尺度
世の中のデータ(情報)・・・量的 質的なものからなるそれを性質毎にわけると以下の4つの尺度になる
名義尺度(質)判別可能
順序尺度(質)順序付け可能
間隔尺度(量)+−可能
比例尺度(量)×÷可能
下の尺度は上の尺度の性質も有する
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代表値
その集団がどんなものか一つの数字で表す(余談)csv形式はいろいろ便利
平均値
average関数全部足して構成数で割るのでよさげだが
中央値
median関数上から数えても下から数えても丁度中央に来るところの個体の値
最頻値
mode関数階級幅、階級値を決めておかないと個数が・・・
代表値
その集団のバラツキ具合を一つの数字で表す範囲
最大値max関数と最小値min関数の差四分位範囲
PERCENTILEでもよいしquartile関数でも良いし。75%-25%標準偏差(分散)
stdev関数とsdtevp関数の違いの話全体を推定する話か全体そのものの話か
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度数分布表
階級 階級値 度数 相対度数 累積度数 相対累積度数穴埋め
平均値の算出
ヒストグラム(量的変量の度数分布図)