米子高専キャリア講演会 社会人になってみた(頃を客観的に振り返る話)
(会期)2020年10月02日(開催場所)鳥取県米子市 米子工業高等専門学校(オンライン)この講演会をするにあたって過去のtweetを見ながら構成を考えていました.
「退職」がキーワードの講演なのですが,丁度関連する動画を引用RTしていました.
お時間あれば以下の動画ご覧ください.
そこから何を感じ取られたでしょうか.私はyoutubeのコメント欄を見て皆さん凄い洞察力だなと感心しています.
タイトルも秀逸だ.
— めどぶぶ (@medbb) May 12, 2019
【感情崩壊】今日、部下が会社を辞める。 https://t.co/fZ99EXZ7F0 @YouTubeさんから
過去を正当化したところで未来は変わらない.未来を変えていくことが過去を変える
タイトルですが最初「社会人になった(頃を客観的に振り返る話)」にするつもりでした.
しかしながら,当時を振り返りまとめていくと,卒業して就職することと進学することの違いを表層的にしか理解していなかったように思います.
そのような覚悟(心の準備)がないまま就職した未熟者でしたという自戒を込めて
1.自己紹介
#プロフ帳診断 性格編:めど べぇ ぶぶさんの性格は「プライドのないお調子者」です。みんなから「営業スマイル」って呼ばれてます。
— めどぶぶ (@medbb) July 2, 2019
↓詳細はこちら。皆様もよろしければどうぞhttps://t.co/tuU7SoaXJY pic.twitter.com/tvXEDwwHPX
二十歳で卒業するまで米子で過ごしました.寮はクラブの合宿で泊まったことあります.
RWD・・Real World Data
私が卒業するまでは人口右肩上がり.バブル期に就職.
今は人口増加率もマイナス.
図は「人口統計資料集」(国立社会保障・人口問題研究所)(http://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/Popular/Popular2020.asp)を加工して作成
具体的には2020年版のT.人口および人口増加率の中の図1−2を一部加工しています
2.就職と入学
当時はその程度の認識で,学校生活の延長線上で就職という感じでした.
幼稚園 一畑タクシーの運転手になる
— めどぶぶ (@medbb) November 11, 2015
小学校 大学生になる
中学校 高校生になる
高専 独り暮らしをする
現在 あの頃に戻る
#このタグを見た人が子どもの頃の夢と今の夢を教えてくれる
幼稚園の時に一畑タクシーの絵を描いていた記憶があります.米子のタクシーには無い「信用と信頼を運ぶオレンジ色と白色のツートンカラー」に憧れました.
<参考>タクシーのご案内(出雲一畑タクシー)
https://www.ichibata.co.jp/t-izumo/taxi/
小学校の卒業文集で将来の夢は「大学に行く」と書いてました.なんでそのような事を書いたのかも後になって納得しています.
親元を離れ,就職したわけですが一人暮らしではなく寮で二人部屋.その後寮で一人部屋になりました.
言われたことを理解するだけでも結構大変で学校の場合は,整理しながら疑問点を解消し誤解しないようにと手厚いのですが,社会の中でそこまで期待できない.
仕事の時間は限られているけど,勉強の時間は自分次第ですよね.
高校や高専の場合は義務教育の延長線でほぼ同期は同年齢ですが,大学になると少し様子が変わってきます.大学院になるとさらに複雑
会社の場合就職だけではなく入職の方も入れるとバラエティ豊かです.
3.専門
中高一貫教育の学校が公立にもある時代ですが,高専の場合はあまり意識しないまま高等教育に入る印象でしょうか
教室内のメンバーは原則5年間一緒ですし.
4年になった時に,皆の私服が余所行き感満載なのですが,寮生が一カ月も経たないうちにジャージ登校はじめてました.
一緒な事業部で和歌山高専出身の先輩が初年次にKnow Whoの話をされてました.寮の部屋でお酒御馳走になったりしました.
4.一人前
15の春に30の自分は,キッチリと仕事しているだろうなと想い描いていました.そこから離れていなかったように思います.
実際に30になった時は想像していた自分と全然違いましたし,今でも想い描いた像にはなっていません.ならないと思います
そもそも一人前の定義がおかしかったので,自分なりに変わっていくわけですが
お世話になった方々へのご挨拶した時は、かなり心配していただきました。路頭に迷う像が浮かぶぐらい頼りない社会人でしたから。
年齢を理由に、新しい道に進むのを自ら閉ざすのはもったいないということを、身を持って示すことができたように思います。
まぁ、良い会社だったので辞めること自体がもったいなかったわけでして。
5.過去の私へ
という,格好で10代後半から20代中盤にかけての自身をまとめてみました.傍から見ると当時のさえない自分に対して文句ありそうにみえるかもしれませんが,ないんですよね.それなりによく頑張ってくれて感謝しているというところでしょうか.
周囲に恵まれていたというのが大きかったように思います.
おしかりを受けたり,親身に相談にも乗っていただいたり.施工会社の方々にもお世話になりました.
昨日の研究打ち合わせ後の遅い夕食でしていた話。
— めどぶぶ (@medbb) August 4, 2017
自身の判断で物事を始めた場合、その判断が適当か否かは始めなかった場合との比較になる。故に適当であったとする意欲があるかぎり、その過去の判断は適当であったという可能性を持ち続ける。
私が成長した要因の一つに思っています.退職を選択したこともですし,その後も決断をする場面がいくらかありました.
それらがモチベーションになっているように思います.
最後に
このような昔話が,学生の皆さんのなにかお役に立てたら幸いです.当たり前だが、変化がある時にいろんな事が見えてくる。ありがとう過去の私。未来の自分よ、過去がうらやむ人生を
— めどぶぶ (@medbb) August 2, 2013