第15回日本看護クリティカルシンキング研究会
“Coordination:コーディネーション”
第15回のクリティカルシンキング研究会のテーマは“Coordination”としました。クリティカルシンキングの思考様式を使ってもなお、看護の対象となる方々にとって私はどれくらい利用価値のある人間なのかと自問自答するときがあります。自らの限界を受容しつつ、<新しいアイデアと創造性>を発揮して他専門職とケアの受け手を巻き込んだ“Coordination”について考えましょう。憩いの情緒あふれる「気の里」レスパイトハウス(気づき/築きの館)で、川嶋みどり先生という素晴らしいクリティカルシンカーをお迎えして温かい研究会にしていきましょう。
日時:平成17年3月5日(土)午前11:30 〜3月6日(日)午後12:30
場所:ナーシングホーム「気の里」 レスパイトハウス
住所:〒441-3103 豊橋市雲谷町上野ノ山117-1 アクセス→「気の里」パンフレット参照下さい
3月5日(土曜日) 司会進行:名古屋大学医学部保健学科 浅野 みどり
11:30〜12:30 昼食
12:30〜13:15 「気の里」レスパイトハウス/デイサービス 見学ツアー
13:15〜13:30 会長挨拶: ナーシングホーム「気の里」 所長 田中 靖代
オリエンテーション
13:30〜15:30 基調講演とデイスカッション
実践知から創造へ −これまでの研究をかえりみて−
日本赤十字看護大学看護学部 川嶋 みどり先生
15:30〜16:30 Tea Time・自己紹介/近況報告・連絡事項
16:30〜17:30 「生きる意味」を呼び覚ます看護 −フランクル思想を手がかりに−
福井県立看護大学 牧野 智恵
18:30〜 懇親会 「キュイジーヌボレロ吾妻家」 愛知県豊橋市松葉町3-77 (TEL:0532-53-8045)
3月6日(日曜日) 司会進行: 神戸大学医学部保健学科 矢田 真実子
9:00〜11:00 シンポジウム 「病院から在宅への連携を考える」 座長:田中 靖代
社会保険中京病院 看護局長 伊藤 幸代
いちかわ訪問看護ステーション 所長 市川 則子
松井歯科医院 ケアマネージャー 松井 和博
「いのち抱きしめて」 著者 田沼 祥子
11:00〜11:15 Tea Time
11:15〜11:50 人工股関節患者のQOLに関する研究
佐賀大学医学部看護学科 藤田 君支
11:50〜12:15 cultural competence を高めるための一つの現場の取り組み
愛育病院 安達 由希子
12:15〜12:30 疫学ミニ講義:尺度開発におけるROC曲線についての基礎知識
大阪大学医学部保健学科 牧本 清子
12:30〜 昼食